Premiere Pro 1.5.1のm2tファイルをMurdocControllerでテープに書き戻す方法

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Adobe Premiere Pro 1.5.1単体では、編集したHDV作品をテープに書き出す度に毎回エンコードし直す必要がある。一度エンコードすればm2tファイルとして残っているので、次回以降はそのまま再エンコードせずにテープに書き出したい。そのためには現状、Premiere Pro 1.5.1以外のソフトウェアもしくは3rd PartyのPlug-inを使用する必要がある。m2tファイルのHDVテープ書き出し機能を持つPlug-inとしては、CineFormのAspectHD、MainConceptなどがあるが、もともとHDV編集機能を持つPlug-inであり、$399-$499と少々値が張る。書き出し機能を使用するだけだともったいない。最適なソリューションが現れるまでの一時的な対策ではあるが、フリーで使える、MurdocControllerを使ったソリューションを書き留めておく。要は、MurdocControllerを使ってテープに書き出すだけなのであるが、いくつか問題があるので、そのTIPSをメモとして残すことにした。

murdoc.JPG

問題1: 188 -> 192 フィルタのバグ

Premiereでのm2tのフォーマットは188バイトパケットである。この188パケット形式のファイルをMurdocControllerで書き戻すためには188->192変換フィルタ(TSP2SP.ax)を使用する必要があるが、どうやらこのフィルタにはバグがあるようだ。HDVフォーマットのファイルをこのフィルタを使ってテープに書き戻そうとすると、かなりの頻度でPCにリセットがかかってしまう。これは深刻な問題である。WrtDVHSを使用した場合でも同様なので、おそらくこのフィルタの問題と考えて差し支えないだろう。

回避策:

この問題を回避するため、あらかじめファイルを188 -> 192に変換しておき、192ファイルとしてテープに書き出す。今のところこの方法ではリセットがかかる現象は起きていない。
188 -> 192 変換は、GraphEditからTSP2SP.axを用いて行うことができる。
graph192.JPG
なお、ファイル入力にはFile Source (Async)、出力にはdump.axを用いている。

問題2: データ送り出し時のバッファアンダーフロー

MurdocControllerの実装の問題かどうかは定かではないが、データをテープ(Handycam)へ送り出し始め約5秒間は、データ転送レートがテープの走行速度を下回る、いわゆるアンダーフローを起こしてしまって映像が乱れてしまう。

回避策:

最初の5秒間は映像が乱れるが、一度動き始めればそれ以後は正しくテープへ書き込めているようである。したがって、作品の最初5秒程度に、映像が乱れても、止まってもあまり気にならないカットを挿入しておく。例えばブラック(ホワイト)ビデオなどでよいと思うが、今回はカウントダウンマークを使ってみた。
coutdown.JPG
約10秒のカウントダウンマークのうち最初の5秒前後は乱れるが後半は安定し、本編にはまったく支障のない状況にすることができた。

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このブログ記事について

このページは、kavが2006年1月 4日 00:41に書いたブログ記事です。

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